最近ネタがなくて何も書いておりませんでしたが、たまには音楽の話なんぞでも。
一部の方はご存知の通り、ここ1年くらいで店主のかけるBGMがおかしなことになってきております。
店内相変わらずジャズが鳴ってはいるのですが、
齢32にして、スウィング&ディキシー&ニューオーリンズ系のジャズに完全に脳ミソを支配されました。
ジャズがお好きな方は良くご存知かとは思いますが、特にスウィングより前時代 のジャズは、危険な代物です。
広く一般の方々がジャズというジャンルにおいて想像されるのは1950年代あたりからのモダンジャズでしょう。
これに対して現在私の脳ミソを支配しているのは20年代30年代のジャズで、広く一般の方々の印象としては
“耳馴染みがない”
“ジャズっぽいけどしっくりこない”
“無声映画のBGMのよう”
“音質が悪い”
といった印象を持たれるでしょう。
大前提として、手前はジャズ喫茶ではありませんので、何を鳴らそうが自由だとは思うのですが、特にディキシー&ニューオーリンズジャズは癖のあるものも多く、お客様の中にはBGMの範疇を逸脱している、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時はお気軽にお申し付けください。差し障りのない物にすぐ変更いたします。
こんな事を書いていると、知らない人には“何やらエゲツナイ類いの音楽…”のような印象を、与えてしまうかもしれませんが、至極簡単に言ってしまえば
“と〜〜〜〜〜〜っても古風なジャズ”
なだけです。好き嫌いは別にして特に耳障りな代物ではありませんし、もう充分有名なモダンジャズはなんぼでも世の中にありますんで、むしろこんなジャンルも知って頂ける機会になればと思う所もあります。
逆にジャズマニアの方々にお知らせしたいのは
“ウチぜ〜〜〜〜っんぶCDです(笑)!!”
ってことです。
レコードもターンテーブルもアンプもどでかいスピーカーも一切ありません!
珈琲専門店の店主が、たまたま古風なジャズが好きになって鳴らしてる。
程度のお話でした。
では!
ご自愛下さいませ。