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今日の一枚49"Night In Manhattan"リーワイリー
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久しぶりにこのベテラン歌手を。

極初期の頃に取り上げたリー姉さんですが、むしろ彼女の代表作と言えばこちらでしょうね。いや、勿論Duologueもエェ作品でっせ!

1908年生まれの姉さんやさかい、50年のこの作品では円熟味が極まってる頃やったんかな?女性ヴォーカル物屈指の名盤として君臨しておられます。

相も変わらず、張り上げも唸りもせず、スキャットもせず、本当に淡々と優しく歌いかける姉さんの芸風はそのままです。
かといってクールと言うわけでもない。
上品にスウィングしてるだけでもない。

凄い深い所にいはるんですね、姉さんは。
ちっさな楽しさみたいな感じかな?大袈裟なモンやのうて。しみじみ噛み締めて噛み締める感じ。

ほんで、また大好物のボビーハケットtpが参加しとるんやね。絡むね!今回も!!上手にッ!!
抜群の仕事しはる。控えめで目立たへんけど、"あぁ〜〜……、やっぱり貴方ねぇ〜〜……"って思わせてくれる。

各曲によって、ジョーブシュキン(とオーケストラ)、スタンフリーマン、サイウォルターの三人が、ピアニストとして参加してはるけど、三者三様にリー姉さんの歌を受け止めて聴かせてくれとります。

いよいよ冷え込んできたこの時期にシットリ、ジックリ、シッカリ聞き込める傑作♪
author:outa-coffee, category:今日の一枚, 21:21
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今日の一枚48"Songs Of New Orleans"プリザベーションホールジャズバンド
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はい、ご無沙汰のこのコーナー、戻って参りました。店は夏場ほど暇ではないもののナンヤカンヤ追われる日々で更新出来てませんでしたね……m(__)m

さてさて、今回はかなりの変化球を。

プリザベーションホールってご存知です??ジャズ生誕の地ニューオーリンズの中心地フレンチクォーターにあるライブハウスですわ。

1961年に、もともとアートギャラリーとして使われてた空間を、暇してる地元ミュージシャンの練習場として解放したら、いつの間にやら、アートより音楽を聴きに来る人でごった返すようになって、ほな、ライブハウスにしよか!?って感じで始まったそうです。

アランジャフィってオッサンがマネージメント兼プレイヤーとして仕切ってたそのホールは伝統的なニューオーリンズスタイルのジャズを頑固に守り続けとるらしい。この一枚は数年前に実際に観光でホールを訪れた、うちのジャズになぁ〜〜んの興味もないお客さんがお土産で買ったものを頂いたんですわ。

聴いてビックリ!21世紀の現在でもこんな、ひなびた、古くさい、生々しい、最高なジャズをやる連中がいるんですな♪

ホンマに出来たての頃のニューオーリンズスタイルなんて、それこそ百年以上前の時代なんやし、今は聴くことが出来ん。でも前に紹介したようなバンクジョンソンを、始めとするニューオーリンズリバイバル(1940年代初頭)のおかげで、出来たて当時のニューオーリンズジャズがだいたいどんなスタイルやったかは推測でける。

このCDで聴ける演奏は恐らくそんな当時とほとんど変わってない内容。コテコテのニューオーリンズスタイル!

ニューオーリンズで産まれたジャズはその後シカゴやニューヨーク、カンザスシティや西海岸で色んな発展を遂げることになるんやけど、ドッコイそんなものには目もくれない、ドッコイ生きてる故郷の音楽で、ドッコイ変わらない美学!てな人達もいたんよね。うん、名演です。

洗練されてないとか、古くさいとか、ジャズに聴こえないとか、
ぜ〜〜んぶ、逆に誉め言葉に聞こえる!

とりあえず先入観なしにお気楽〜〜に聴いてみてください。この作品やなくても、プリザベーションホールジャズバンド名義で作品は入手可能みたいです。

内容は…………………、ほぼ変わらんやろ(笑)勿論(笑)
author:outa-coffee, category:今日の一枚, 01:49
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今日の一枚47"1941-1942"ジョンカービー楽団
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スウィング時代の渋い名ベーシストの名演を……と思っていたのですが、ペットに心を奪われてしまいました。

リーダーは名手ジョンカービーb。素晴らしいベーシストでっせ。スウィング全盛期を支えた抜群にリズミカルなプレイは必聴もの。この作品でも決してグイグイ引っ張る感じではなく、品よく、尚且つ、躍動感満載の名手ップリを発揮してはります。自己主張が強い訳やないのに音色が綺麗なせいか良く通るベースサウンドですな。

さてさて、冒頭に触れたトランペッターをば。CDお借りしたときは"あぁ〜〜、ジョンカービーや!かっこエエに決まっとる!!"思うてかけてみたら、全面的にペットをフィーチャーした内容なんですな。ほんでこれがまたかっこヨロシイ!!"誰や!?こいつ!?"思うたらチャーリーシェイバースさんですな。

この人のリーダー作は全く持ってないんやけども、時々誰かしらのセッションでお見受けしてて、エエ人やなぁ〜♪とはお慕い申しておりましたが、この作品で爆発しましたな。

同時代のビッグネームの影に隠れてしまってんのは、あまりエエ作品に巡り会わなかったかららしい。ほんなら、これ聴いてくださいッ!!全面的にシェイバースの魅力たっぷりでっせ。ちなみに、彼のキャリアの頂点はやっぱりこの辺りのジョンカービーとの共演時期みたいですし。

エルドリッジもいい!バッククレイトンもいい!ハリーエディソンもいい!
でも、シェイバース!負けてないッ!!アタシは知ってるよ!

ほんでシェイバースの対抗馬的な感じでいい味出してるのがラッセルプロコープなんですわ。エリントニアンとして名を馳せる彼ですが、このアルバムはエリントン楽団加入前なのかな?アルトサックスで、持ち前の軽やかで卓越したプレイで大活躍!この人の鮮やかさがあるからシェイバースの渋さが引き立ってる様にも思えます。しかもクラリネットもエエなぁ〜思うてたらバスターベイリーやしね。あら!?ピアノはビリーカイルやないのッ!!
そら、よろしおまっしゃろ〜♪

くどいようですが、ジョンカービーのプレイを楽しむのにも最高のアルバムですよ。うん、間違いない内容♪
author:outa-coffee, category:今日の一枚, 19:23
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今日の一枚46"Meets Coleman Howkins"コールマンホーキンスとエリントン楽団
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ひさしぶりに王道のテナーを。
Mr.テナーサックス、ホーキンスとエリントン伯爵の共演です。

この作品の何が好きかって、ホークがいつもよりクールなんです。いや、気のせいか?いや、個人的にはそう思う。
実はホークのアルバムってアタシ全然数がない。レスターはなんぼでもあるのに…。勿論の黒々とした、熱いジャズの方が好きなくせに、こと、サックスってなると軽めのレスターをついつい集めてしまうんですな……、なんでやろ?

で、この作品でのホークは、いつもの溢れ出過ぎるダンディズムみたいなんが、少し抑制されてるように思える。聴きやすいんですな。でも、ホークのあの"深い艶"みたいなんはそのままやから、堪能は出切るけど、いつまでも聞いてもおれる。このへんがミソかな?特に"Mood indigo"後半のロングソロは、最小限のバッキングの上に、まさに"語る"ようなホークのテナーが続きます。

あとは、テナーとアルトの両雄が共演してるのも嬉しいですな。ホッジスasね。野太いホークのテナーと、軽やかに甘ぁ〜いホッジスのアルト。んーー!贅沢ッ!!

エリントニアン達もこの時代の主要な人等は揃ってるさかいに、充実した内容でっせ。
特に光るのはレイナンスかな。
コルネットは勿論のこと、お得意のヴァイオリンもかなり聴かせてくれます。ホークとの絡みの場面なんかは特にエエ仕事してます。

さぁさぁ、この豪華共演をどっしり腰据えて聴き込んでくらはい♪





author:outa-coffee, category:今日の一枚, 16:28
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今日の一枚45"Jazz Pictures"リタライス
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オランダ人女性ヴォーカルいきまひょ。
リタライス姉さんです。

私的白人的理想的洒落オツヴォーカルやと思ってます。うん、あくまで私的。
チャーミングで、少ししゃがれてる、至極全うなヴォーカルスタイルやねんけど、あんまし白人女性ヴォーカルが好みやないアタシの耳に、この姉さんはかなり心地よく響きます。なんでやろ?分からん。何となくこの人は好き。

ずっと前に紹介したリーワイリーも白人女性ヴォーカルやけどタイプは全く違う。でもなんでやろ?二人とも好き。もしかして白人女性ヴォーカル意外といけるクチ???

とりあえずこのアルバムを名盤とさせてるのは、姉さんのオサレヴォーカルは勿論のこと、ケニークラークがゲストドラマーで参加しとるんやね。姉さんの旦那でこのライブでピアノ弾いてるピムヤコブが、パリでたまたまこの名ドラマーと出くわして、
"ライブやるから叩いてやぁ〜"言うたら、
"そうなん?エエでぇ〜"
って、話まとまったらしいです。

ん!!さすがの名手ップリを発揮しとります。

選曲もヨロシイな、特に一曲目はアタシの大好きな"手紙でも書こう"や♪
その後も、ベタなスタンダードがようさん入ってます。

ハイレベルの演奏がホンマにお気楽〜〜に楽しめる一枚♪

author:outa-coffee, category:今日の一枚, 15:27
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今日の一枚44"Petite Fleur"エドモンドホール
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酔っぱらいクラリネット、エドモンドホールです。

いや、別にこの人が酒癖が悪かったかどうかは知らへん。でも酔っぱらい感溢れる演奏なんやね。うん、スウィンギー♪

ニューオリンズスタイルの人ですな。それでも幅広くこなす人で、色んな所でお見かけします。でもどこでお見かけしてもエドモンドホールの酔っぱらいップリは同じ(笑)
音が汚いんですね、良く言えば豪快……。
濁り気味の歪んだ音で、時々突拍子もない高音がつんざく、そんなプレイを思いっきりスウィンギーにやるもんで酔っぱらいなイメージを抱いてしまうわけです。

取っつきにくい??
全く!!

楽しいの一言につきまっせ。酔っぱらいみたいなオッサンがハッピーにスウィングさせてくれる、最高やないか!
しかも年季の入った燻し銀なプレイは、むしろ分かりやす過ぎるほどの魅力をもっとります。

ほんで、一曲だけヴォーカルが入ってるんやけど、これがまたエエ味だしてます!オッサンの鼻歌みたいなもんやけど、暖かみのある渋い逸品です。

演奏全体も極上のスウィング感に溢れとります♪
author:outa-coffee, category:今日の一枚, 18:57
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今日の一枚43"Teddy Buckner And His All Stars"テディバックナー
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画像がショボくてすんまへん。お借りしたCDだもんで、ジャケット画像を探そうと検索したものの、こんなんしかありまへんでした。

はい、ニューオリンズ系のトランペッターですな。メンバー全員で、そのスタイルを楽しんでるのがよく現れている良い版やと思います。

よく言う寛いだスウィングとかやなくて、とにかく元気なんですな、全員が。
ホンマにアフリカ系の人達が集まって、ガチャガチャガチャガチャやってる感じ。それだけ聴くと下世話なイメージやけど、そんなんやない。素朴に楽しいんです。エドモンドホールのクラは酔っぱらいみたいやし、トラミーヤングのトロンボーンはうるさいし重いし、主役のバックナーはベテランのくせして、粗っぽく吹きまくる。

でもね、そんな連中が一斉に演奏してるガチャガチャの中から、明らかに楽しそうな雰囲気が聴こえてくるんですな。それはスウィングのしっかり統率された楽しさでもなく、ディキシーの軽いエアリーな楽しさでもなく、ニューオリンズジャズのアフリカ系が束になったときの独特な雰囲気やと思う。

前に紹介したバンクジョンソンの盤がその典型的な例やけど、時代が少し後になった分だけ、聴きやすくはなってます。

突き上げてくるようなリズムに体が反応します。どの曲も後半に差し掛かると勢いついてくるんですな。"もっとッもっとォ〜〜ッ!"てな具合。どんどんのせてくれます。

エンジンかかりまくったオッサン達の宴会を楽しんでくらはい♪


author:outa-coffee, category:今日の一枚, 18:18
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今日の一枚42"Sax Appeal"スウェディッシュモダンジャズグループ
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はいはい、少しバテ気味でサボりましたが今夜も張り切って参りましょう!

ついに、このブログにも"モダンジャズ"って言葉が出てきましたな。そんなに回数は重ねませんけどね。

なんで、今さらそのジャンルを持ってきたかと言うと、このスウェーデンのバンドが強烈なアルバムを残してくれてるからなんやね。

その名も"サックスアピール"って……

メンバー全員存じ上げません。発音も難しそうなんでここにも書きまへん、すんまへん。
とりあえずピアニストがアレンジャー兼リーダーのようですな。他にアルト、テナー×2、バリトン、ドラム、ベースのセプテット。

1960年の作品なんやけど、クオリティ高いですなぁ〜。30年代や40年代のスウィンギーさとはチト違うけど、えぇノリです。そんでしっかりヨーロッパの空気まとってます。
前にも欠いたけど、何なんでしょうね?この聴いたら一瞬で分かるヨーロッパ感って。
ちょっと湿ってて、より、大人っぽい感じ。ただの先入観かいな?

内容はタイトル通り。一応ペットも登場するけど、全編に渡ってSaxなAppealが続きます。でも全然キワモノ感や企画モノ感はないから、すんなり聴ける。一曲目の入りだけが凄まじいインパクトは持ってますが(笑)聴いたら分かりますわ、その一音で空気変わります。

その後は上品なスウィング感で安定した構成。よくありがちな、"凄腕共演のテナーバトルッ!!"みたいな汗臭さは微塵もない。リラクシンでゆったり寛げます。

後半の"Cotton Tale"からの流れが特にエエ感じやね〜♪
author:outa-coffee, category:今日の一枚, 19:05
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今日の一枚41"Brunswick Session 1935〜1939"テディウィルソン
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前回がとんでもなくへヴィーな内容だったんで、今回は上質で軽やかなスウィングセッションを。

テディウィルソンとその超超豪華な仲間達。ですな。スウィング好きなくせに今までテディウィルソンを取り上げてないのにやっと気付いた…汗
遅ればせながらこの希代の名手、いってみまひょ!

とりあえずこのBrunswickレーベルへの吹込が絶頂期をとらえた代表作やないですかね。これも前のアールハインズ同様、多人数系になるさかいに、ピアノ単体をじっくり味わえるアルバムはまた次の機会に紹介しまっさ。

1935年からの録音集なんやけども、この人は1936にはベニーグッドマントリオのピアニストとして迎えられとるんで、それと平行しながらの作品作りやったんですな。

プロデューサーのジョンハモンドが、ウィルソンを介してのセッションを、若手の交流の場としたかったらしく、当時の各楽団の花形が片寄りなく、多彩に組まれてるのが特徴。

一部だけでも
ベンウェブスターts、ジョンカービーb、コージーコールds、クーティーウィリアムズtp、ジョニーホッジスas、ハリーカーネイbs、ロイエルドリッジtp、バスターベイリーcl、イズラエルクロスビーb、シドニーカトレットds、ビリーホリデーvo、ベニーモートンtb、ジョナジョーンズtp、ベニーグッドマンcl、チューベリーts、等々

凄いですな。よっぽどハモンドに気に入られてたのか?

内容としてはこれらの名手達のオールスターセッションを楽しむッて感じで聴いてもらえればエエかなと。ウィルソンはソロとかトリオより、共演者がいた方がエエ仕事しますしね。特にこの時代はもう一人の名手…、ってか化け物、アートテイタムがおりましたしな。ソロなんかはそっちに任せて、ウィルソンはこっち系で売り出そうと。

何でかっつうと、ウィルソンて、そんな目立つ何かを持ったプレイヤーやないと思うねんね。彼には上品でメロディアスで都会的なおしゃれさがある。逆に言えば特にピアニスト単体としては目立たない。でもそんな人は個性派揃いの中に入ると、ホンマ上手にまとめてくれる。
げんに、これだけの豪華リレーにもかかわらず凄く軽く聴ける。各人の個性は際立っているのに、こんなんはなかなかでけんと思う。

そんなところがウィルソンの個性やないかな。でもこの人、後年の作品ではピアニストとしての大人しかった個性が、上品なまま、大人しいまま、際立ってくると言う、オモロイ変化を遂げます。

まぁ、それはまた次回に♪
ほな今日もレッツスウィング〜〜〜〜
author:outa-coffee, category:今日の一枚, 20:36
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今日の一枚40"The Complete Commodore Recordings"ビリーホリデイ
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はい、なんとなんと40回(笑)毎度お付き合い頂きおおきにm(__)m
そんな40回を盛大に台無しにする、極めつけの作品を。

そ、ついにホリデー姉さんの登場です。
そんで彼女と言えば
"Strange Fruit 奇妙な果実"
ですな。
聴いたことない人のためにアタシの訳した歌詞をまず読んで下さい。なぜ台無しになるのか解りますさかいに。
因みにアタシは普通のアルバムは持ってなくて画像の増強版みたいなやつで聴いてます。

奇妙な果実 ビリー・ホリデイ 1939

南部の木には、奇妙な果実がなる
葉には血が滴り、根にまで及ぶ

南部の風に揺れる黒い身体
ポプラの木から奇妙な果実がぶら下がっている

南部の美しい田園風景に
飛び出た目、ねじ曲がった口

マグノリアの甘い新鮮な香り
そして不意に肉の焼けた臭い

カラスに突つかれ
雨に打たれ
風に弄ばれ
太陽に朽ち
落ちた果実

奇妙で、むごい、果実

――――――――――――
はい。果実が何かは解りましたか?
はい、死体です。人種差別激しい南部ではリンチ殺人にあったアフリカ系の人々が木に吊るされてたそうです。想像するだけでおぞましい光景ですが、時代はそんな時代です。

凄い淡々と歌うんですね。目の前の状況をただ述べるような。苦境に対する怒りのようなものは感じない。諦めてる感じかな、虚脱感。11才でレイプにあい、その後も母子二人で売春婦として暮らすという、散々な十代を過ごし、歌に生きる歓びを見いだした姉さんが、この曲を淡々と歌うってのは、何なんやろ。そんな人生を生きてきたからこそ、出来た歌唱なんかもね。そんな彼女の心境が分かるわけないのは、彼女以降、ほぼ半世紀、誰もこの曲を歌わなかった事実からも分かる。勿論どこぞのだれかが人知れず歌ってたかもしれん、なんて細かい事は言いっこなし。姉さん以外の主だった録音はされてないらしい。

このアルバム、他の曲はホリデー姉さんの生きる歓びな側面が表れた曲も沢山入ってて、文句の付けようのない傑作やけど、もう、ねぇ、とりあえず、ね、この曲しかないでしょ。

聴いたことないなら、聴きましょう。絶対。
はい、祝40回♪

author:outa-coffee, category:今日の一枚, 23:01
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